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「……ん?」
昔使っていた資料の入っている引き出しをたまたま開けた時、紙切れが一枚床に舞い落ちた。拾い上げたそれには五線譜と音符が描かれている。
自分がずっと前に、作曲したものだ。
「…懐かし……」
息抜きついでに、とユーズは普段鍵のかけてあるクローゼットの鍵を差し込んだ。


「なにしとう?お前ら」
「しー!ケイナさん、ちょっとここ覗いてみて」
事務所の扉の前にたむろしている仕事仲間達は何故か扉を僅かに開けて中の様子を伺っている。呼ばれたケイナは誘われるまま、同じように中を覗き込んだ。
「――――」
部屋の中ではユーズがアコースティック・ギターを抱えて静かに歌を歌っていた。
よく手入れされたギターは窓から差し込む日の光を浴びてキラキラを輝いていた。組んだ脚の上にギターを乗せて安定した体勢を作っている。よく見えないが、どうやらピックを使って演奏しているようだ。
普段と違って訛りの無い綺麗な標準語で低く、それでもよく透る声で淡く唄われるそれは聴く者総てを魅了させる力があった。
「すげー上手い…」
「ユーズさんて自分で弾いたりするんだ」
歌は最後の盛り上がりをみせる。静かだが強い歌声はこの世の騒音を全て掻き消し従えて、他の追随を許さない。脳を直接揺さぶられているような、そんな錯覚を覚えた。
そして僅かなビブラートを伴ってユーズの唇はゆっくり閉ざされた。部屋に残る余韻に十分浸ってから、ユーズはギターをデスクに乗せた。
「おはよユーズ」
「おう。…そいつら放心状態みたいやけど平気か?」
「初めてユーズの歌聴いたんやからしゃーないわ。少しすりゃ動くって」
ユーズの部下達は呆然と扉の前の廊下に座り込んでいる。耐性のあるケイナは比較的大丈夫なようで、自分に割り当てられた席へ着いた。
「さーて何分で復活するかな」
「どうせしばらくはそのまんまやろ。ケイナコーヒー飲むか?」
「飲むー」
ユーズが部屋からいなくなってから、机に肘を着いてケイナは入口付近で意識を飛ばしている同僚達に同情した。
「あの人の歌は麻薬みたいなもんやからなぁ…ご愁傷様」





よくわかんなくなったので終わり。というか眠い。
今年も@1日切りましたね…あー…ホント今年はあっという間だった
なんだかまだ、08年の年初めに居るような錯覚がする
何にもしてない割には忙しいって言い続けた1年だった気がする。
自分自身の将来を決める大事な年であったにも関わらず、手を抜くとこはバッチリ抜いてたけどw
一先ず今年の抱負、「イベントにサークル参加する!」っていうのはクリアできました^^^
いい経験です。この機を逃したら一生参加できなかったかもしれないしね。

今夜は夜中にソメラと初詣に出掛けてきます^^
それからぐだぐだとだべってゲームして眠って…いや眠れないかwwって今のうちに睡眠取っとかないと!
昼間中に出せるもん出せたらいいな。肉英とかユズMとか、出してないの溜まってるんだよね…orz
修正加えて今日中に全部出すのがとりあえず今年中の目標w
さて寝ますか!今夜出かける前に日記更新できるかわかんないから一応先に言っておきますね、

みなさん良いお年を!
来年もエラトとX≒Aiをよろしくおねがいします!
では!



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