書かねば。リハビリしないとまずいです。
最近ホント、前より小説書けなくなってきてる。まずい。
以下、FLCL(知ってる人いるんかな)のとある一人と機械一匹です。
最近ホント、前より小説書けなくなってきてる。まずい。
以下、FLCL(知ってる人いるんかな)のとある一人と機械一匹です。
「カンチ」
そう呼ばれたロボットは、なあにとも言いたげに振り向いた。手にはこれから干されようとしている洗濯物。一方呼んだ本人のナオタは暇そうに縁側に座り込んでいる。
「家事、…楽しい?」
人で言えば頭に当たる部分にあるテレビのような顔(?)が、こくこくと頷く。そう、とナオタはその様子を見てから目を反らした。
「ハル子がいなくても?」
カンチは一瞬だけ止まると、腕に持っていた洗濯物をできるだけ早く干した。
「お前、ハル子が好きだったんだろ?」
カンチは腰の辺りに着けていたエプロンを取ると、一歩一歩ナオタに近づいてくる。
「付いて行きたかったんじゃないか?」
カンチはナオタの目の前に立った。太陽が比較的高い位置にある現在、影はナオタに落ちてくる。
「…カンチ」
カンチはそのままナオタを抱き上げた。ナオタは疲れた顔をして、ぎゅっと抱き締め返す。カンチの画面が赤く光った。
『僕は行きません』
そう言っているようにも見えた。
「…ハル子もお前も、やっぱり僕のことを子ども扱いしてるんじゃないか…」
ナオタは全力で機械仕掛けの神様を抱き締めた。
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