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なんかもう
最近うざいほど戦士シフ書いてて
すんません(*´・ω・)(・ω・`*)
しかしながらですね
たぶんコレ
熱が治まるまで
もうちょいかかりそうなんでお付き合いくださ( ゚∀゚)=◯)`Д゚)・;'

たのすぃーんだぜ!

ってわけで付き合ってやろうって方は↓





朝起きたらシーフの代わりにベッドの上にメモが置いてあった。
…あいつ。




まずった。
どうしてもと頼み込まれて受けた依頼だったが、俺には少し荷が重かったようだ。現に今、腕からの出血が止まらない。
極秘任務だから誰にも言うなと口止めされて、戦士にももちろん教えないで出てきた。少し出てくると走り書きを残して来たから今頃特に気にせず食事でも取ってることだろう。俺はふらつく身体を壁に押し付けて支えながら前へ前へと進む。埃っぽい壁には真っ赤なマーキングが長くにわたってついていた。鳴き声が聞こえて振り返ると後ろから野生のウルフ達が飛びかかってきた。
「くッ…」
足のホルダーに手を突っ込みダートを放る。敵の数は1・2・3…5匹。
4匹は上手くあたってうめきごえをあげながら地面に伸びたが、1匹だけあたらない。
「くそっなんでこんなときに!」
威嚇しながら噛み付こうとのしかかってきたウルフを手で払った際に右肩の服が引き千切れた。引っかかれた傷から血が滲み出るが今は気にしている場合ではない。
地面に着地してもう一度飛び掛ろうとしたウルフに、今度こそダートを急所に当てる。ウルフはその箇所から血を撒き散らしながらその場に崩れ落ちた。
「……は、はあっ はっ」
知らないうちに息を止めていた。貧血でくらくらして座り込んでしまう。ベルトのホルダーに手を差し込んで取り出した赤いポーションを一気に飲み干した。少しむせたが多少は傷に効いただろう。だが持っているポーションも残り少ない。これさえ、この宝石さえ無事依頼人の元に持ち帰ることができれば…
腰のホルダーに入っている依頼物を確認して、俺は大きく息を吸い込むと立ち上がった。このダンジョンの出口ももうすぐだ。もう少しで地上に出られる、だからまだバテるなよ俺の身体。そう言い聞かせて俺は歩きだした。
が、
甘かった。
出口のある大きな広場に出たとき、そこは入ってきたころには居なかったモンスターが大量に沸いていた。俺は待ち伏せられていたんだ。
この宝石を持っていた魔術師はそこそこ知恵があったらしい。
別の道を探してみるかと思って一歩下がると、足元にあった瓦礫の山が崩れた。思っていたよりも大きなその音が壁に反響して部屋中に響き渡る、と同時に向けられる俺への多数の視線。しまったと思っている時間なんて無かった。
響き渡る咆哮、向けられる刃の切っ先、浮かぶ魔法物質。
俺の顔めがけて飛んできた矢をすんでのところで回避をしたが頬に一線の切り傷ができた。魔法によって作られた炎の球体を走ってかわす。
「仕方ない…突破するしかないか」
望みは薄くともそうするしかない。最早見つかってしまっては逃げても逃げても追いかけてくるだろう。それなら地上に出るのが最良の方法だ。俺の目の前に幽霊鎧が立ち塞がった。一発で仕留めてやる、そう思って足のホルダーに手を突っ込んだ―――
「――なっ!?」
ない。ダートがもう、ない。
「しまった補充が…!」
予備のダートを取り出そうとしたが間に合わなかった。
振り上げられた棍棒の攻撃をもろに受けてしまって身体が後方に吹っ飛ぶ。崩れかけている壁に打ち付けられて俺は無様に地面に崩れた。
意識が朦朧としている。壁に打ち付けられた背中が痛い。頭も一緒にぶつけたらしく、後頭部がズキズキする。
(くそ…動け、動け)
目が霞んでよく見えない。ただそれでも、モンスターが俺に向かってきているのだけは感じ取れた。利き腕の骨が折れている、もしくはヒビが入ったらしい。これではもう、ダートも投げられない。利き腕では無い方でダートなど投げても、無駄な消費になるだけだ。
「保険に…罠のひとつでも、張っておけば良かったか…」
最後の詰めが甘かった。けれど今更後悔してももう遅い。
「…最後だから呼んでやるよ、レオ…」
目を閉じて次に来る痛みを待った。きっと1秒後、俺は串刺しになって依頼も失敗に終わってここで死骸になって朽ち果てるんだろう…多くの冒険家がそうなったように。
しかしその1秒後の予想は外れた。壁の崩れる音は遠くで鳴る。近くにあった気配も遠ざかっていった。
「…?」
薄目を開くと、そこにはさらに予想外の光景が。
入口のところに人が一人立っている。その周りにはモンスターのバラバラになった残骸が転がっている。そして天井の一部が崩れ落ちていて、そこから差し込む光が彼の特徴的な髪色を浮かび上がらせていた。
「…なんで」
宿に待たせていたはずの戦士が、そこに剣を抜いて静かに佇んでいた。
「退け」
静かな声色に反してその牽制力。俺に飛び掛らんとしていたモンスターは言葉など通じないはずなのに戦き身を引いた。
ゆっくりとした動作で戦士は俺に近づいてくる。俺は片目の霞んだ視界でできるだけ表情を見ようと相手を見上げたがやはりよく見えない。
顔の前に戦士がしゃがみ込む。俺は目を閉じた。肩が掴まれたのがわかった。何故なら、そこに触れた肌が温かかったからだ。俺の身体は引き寄せられ、上半身を抱きかかえられる。続いて足が持ち上げられた。見えこそしないが、これがおそらく姫抱きというやつなのだろう。男としてどうかとも思うが言える立場ではないのでおとなしくする。
「リュウ」
呼ばれたそれが自分の名前だと認識するのに少し時間がかかった。
うっすらと目を開く。
「ちゃんと聞いたぞ」
なんの事だ?
問い返せないまま、俺は目を閉じた。







戦士はあれだ 本物のヒーローなんだよ
シーフがピンチになったら駆けつけるとかそんなんだといい
どこぞの漫画の主人公みたいなね

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