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慌ただしく通り過ぎる足音を耳で聞き届けてから木の枝にしゃがみこんで様子を見ていた男は口を開いた。
「行った」
男一人に見えたその空間に動く影がひとつ増えた。男のいる枝より1メートルほど上の枝にその人物は腰掛けて、眠っていたらしく小さく欠伸をした。
闇にまぎれていたせいで気づかなかったが、二人とも黒い服を纏っている。顔の下半分をこれまた黒い布で覆い隠して忍のように見える。
「…やつら動くか?」
「ああ」
しゃがみこんでいた男は目元に光るそれ――メガネを邪魔くさそうに仕舞い込んでから立ち上がった。それが合図かのように眠っていた男も立ち上がると枝を蹴ってもうひとりの男が立っている枝に降り立った。一連の動作は流れるようでまた身軽だ。軽業師のように重力を感じさせない身のこなしで降りた枝を1ミリたりとも揺らさない。まるで彼だけが重力から開放されているようだ。
「これが終わったら家に帰ろう。そしたら明日は1日中眠って、あさっては市まで食料を買いに行こう。約束だ」
眠っていた男の髪は赤かった。まるで血を頭から被ったかのように真っ赤だった。
「約束、ね…好きだなお前、そういうの」
呟いた男の目は月明かりに照らされて明るい金色に反射した。顔の半分を隠していた黒い布を下げて赤い男と向き合う。
赤い男もまた布を首まで下げて、金色の男の腰に腕を回した。
「誓う?」
「ああ」
「「約束」」
唇を重ねた時間はキッカリ3秒。布を上げるのに0.5秒。枝を蹴って地面に降りるまで1秒。クナイを構えるのに0.5秒。二人同時にこの行動を計5秒でやってのけた。
顔を見合わせると二人は薄く雑草の生えた地面を強く蹴って前に踏み込み走り出した。足音が去った方向へと。

結局彼らは誰だったのだろう。いや、なんだったのだろうと問うのが適切だろうか。名前も、職業も、過去も、もしかしたら性別も不明かもしれない。男、という表現は不適切であったかもしれない。
誰も彼らの本性を見抜けない。見抜くのはきっと不可能だ、彼らお互い以外には。

ただ、翌日の瓦版には。
悪代官の不正の発覚が赤裸々に描かれていた。ひとつのクナイの存在と共に。





これ絶対GO●MONの影響じゃね、っていうね。
若干SHも入ってるがね。BGMの影響。
すげー久しぶりにおでかけしました。映画!映画!ソメラんとからしに連れてってもらいました。
面白かったよGOE●ON。最初のほうが男前過ぎてちょっとダンテの面影を見てきゅんきゅんしたよ。

晩メシはもんじゃ焼きでした。うま。
雨にも降られなくてホントよかったです…←切実
クッションとサンダルとカバンとスニーカーが欲しいです 特にスニーカーは早く欲しい!
2ヶ月でボロボロなんだよ…安いからかな…気に入ってたのに布が破れちゃってボロロロ
靴は一足しか無いんです 早く買わないと…しばらくはサンダルでしのぐ事になりそうですうわん。


さて睡眠不足だしいい加減寝ようかオレ。
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